2008年8月12日 (火)

音楽が与える心理効果につて その1

大分あいてしまいましたが

今回は音楽がどのように心理作用があるのか?

そんな話になります。

映像作品やテレビなどではBGMは重要な演出のひとつとして定着していますが

今回は映像ではなく街中で耳にするBGMを取り上げてみましょう。

スーパーや飲食店、病院などで音楽がかかっているのは当たり前の時代ですが

それぞれ目的別に音楽を選んでいる場合が多いという事はあまり知られていません。

BGMには大きく分けて3種類の効果があります。

1.マスキング効果

周囲の雑音や会話などを遮蔽する目的

2、従業員等の集中力維持

時間経過が遅く感じたり、疲労感を和らげる目的

3、客の購買意欲、心理作用目的

各業種別に買わせる、リラックスさせるなどの効果をねらう

お客の立場でデパート等に行くと必要以上の音量でトランス系の音楽がかかっていたり

家電量販店では同じ自社CMをひたすらリピートしていたりと

BGMを販売の為の心理ツールとして流しているところが多いようですが、

実際に購買意欲がどの位違うのかはよくわかっていません。

こういった件のデータはアメリカの研究機関が実験をしたデータに基づいて議論される事が多いのですが、プッシュ型セールスが一般的なアメリカと気質が違う日本人とではこの音楽作用にも若干違いが出ると思います。

私個人としてはスーパーなどで流れているJPOPのカラオケみたいな音楽は逆に気になるというか、メロディーが違っていたり歌いまわしとあっていなかったりと耳につく内容の場合が多いですね。

職業病でしょうか。

さて 次回は「居酒屋は最近なぜジャズを流すのか?」的な内容でお送りしたいと思います。

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2008年6月23日 (月)

音楽素材集と音素材

先日、スタッフから非常に重大な事例を報告を受けました。

音楽素材を作るにあたって、重要なリズムトラック。
ドラムとかパーカッションの音になります。

よく、サンプリングCDなどで売られているループ集の類は
非常に優秀で音楽的なのノリを出すのに有効なのですが、
このループ集とかボイス集などといった音素材は外国で作られたものがほとんどで、
国内にて流通しているのは代理店、又は並行輸入品になっています。

これが落とし穴なんですよ 実は。
弊社も今月アップ予定のダンスミュージック類を制作中に発覚したのですが
音素材を売っているメーカー(日本の代理店)からは何の注意書きもなく、
コピーは駄目程度しか表記されていないのに
ソフトのインストール画面に出る英文の注意書きで
「ループ素材を含む全ての音楽素材集、フリーBGM等へのライブラリー販売を目的とした使用は禁止する」
とはっきり書かれていたのです!

これは利用規約なるに本文には全く書かれていないし
楽器屋でネット購入する場合なんて全くの説明無しですよ。

業者として音楽素材集を作っている所は少ないと思うのですが
さすがに、説明は欲しいですよね。
うちのウタッフに英語がちゃんと読める人間がいて助かりました。

急きょ、音の差し合え作業に入ったのですが、今までは使ってなくてこれからって時に
ちゃんと調べてよかったと思います。

何せ相手は外国企業ですから。
訴訟でも起こされたら大変な事になります。

安全な音楽素材集はこちら

さて、こんな事があって不安に思う事があります。
音楽素材を扱っている企業の中には
学生のアルバイトが自宅で作った音を買い取って販売している所も
少なくありません。
買取ではなくとも英語の説明文、契約書を理解して使用していないところもあるでしょう。
こういった権利関係 大丈夫ですか?

最近、某音楽ダウンロード販売会社の営業の方から連絡があったのですが
インディーズのアーティストの楽曲をフリーBGM契約して売りたいそうです。

かなり危険だと思いますよ。

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2008年5月 8日 (木)

ハードにかかる著作権使用料

続けて著作権使用料について。

最近のニュースでiPodなど携帯メモリープレーヤーに著作権使用料を課金するという事になりそうだというのがありました。

実は93年の著作権法改正の時に施行されているのですが、

MD録音機やCD録音機の器械類はもちろん、MDやCDRなどのメディアにも

著作権使用料金がかかっています。

お店でMDを買うときは既にその金額に著作権使用料金が含まれています。

基本的にMDはCDやラジオ放送を録音するものと位置付けられている為です。

音楽用CDRがデータ用と比べて値段が高いのはこのためです。

でも自分の歌や楽器演奏を録音している人はどうするの?という疑問があります。

これは正式に申告すれば返還されるべき金額なのですが、著作物を録音していないという証明や申請書の記入などとても面倒な為 返還申請をする人はほぼいないようです。

では何故 iPodなどにも課金しなければいけないのでしょうか?

それはCDやダウンロードなど音楽を聴くための機器として販売しているからです。

著作権を保護するのは結構なんですが、問題は配分。

誰にどの位支払うか?という事でしょうか。

JASRACは今までこれの詳細などを明確にしていません。

もちろん以前書いたように著作権管理団体は複数ありますので

JASRACにだけお金が集まるわけではないですが

今までの規模を考えると

ほとんどがJASRACに入ると思っていいでしょう。

よく考えてみると

自分のオリジナル曲を録音する為に買うMDにJASRACへ払うお金が入っているなんて・・

理不尽ですよね?

最近JASRACへの調査が入ったばかりですが、これからこの類の分野は変革を余儀なくされると思っています。

著作権使用料は権利者に払うものであり、特定の団体の利益になっている現実は 今後変わっていくのでしょうか?

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2008年5月 7日 (水)

コンピューター環境の弊害

近年はコンピューターでの音楽制作環境が整いつつあり

プロとアマチュアが同じ機材を使う時代になりました。

そのコンピューターベースの音楽制作によって生まれた

新たな問題をひとつ挙げます。

アレンジャーという仕事があります。

文字通りアレンジするという人です。

コンピューター内で各パートを音にしていき、それを生楽器に録音しなおす事があるんですが、ストリングス(バイオリンなどの弦楽器)などは各セクションの譜面を作る

専門の写譜屋さんなんていうのもいます。

特にクラシック音楽は細かく強弱記号などが必要で

音符だけの譜面では上手く伝わらない事があるのですが、

もっと厳しい現実もあります。

あるミュージシャンに

「渡された譜面に出ない音が書いてあるなんて事もよくあるよ」

という話を聞かされました。

!?出ない音を書く?

これはどういう事でしょうか?

キーボードの鍵盤を叩けばバイオリンの音もトランペットの音も高音から低音まで全部出ます。

ですからその状態でアレンジをして、いざ生楽器にする時に

実際の楽器では出ない音程を譜面にしてしまうのです。

その場で修正すればよいのですが

問題はミュージシャンから信頼を失う事。

このアレンジャーって何にも知らない人なんだ と思われてしまうのです。

そうすると演奏も散漫になったり、次の仕事を断られたり・・という事にもなりかねません。

アレンジをするという行為も現実にある楽器の音域を知っているのと

知らないのとでは大きく違います。

ここら辺がプロとアマチュアの差です。

CLRはもちろんちゃんとしてますよ・・それが当たり前ですから。

次回は最近のiPodでも話題の

ハードからの著作権使用料課金について書きます。

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2008年4月28日 (月)

高品質とは何か?

高品質とは何か?

オーディオ機器での事ではなく

コストパフォーマンス。

新作のレコーディングも進んでいます。

今回も楽器をレコーディングしています。

よくお問い合わせで

「全部生演奏ですか?」

という内容を頂くのですが、

本当は生演奏で収録したい・・皆さんそう思っているはずですが。

しかしそれには大きな壁が立ちふさがります。

アレンジ、各パートに準じた譜面作成やミュージシャン手配。

リハーサルスタジオの手配録音スタジオ手配。

レコーディングエンジニア手配などなど・・。

弊社の場合は予算だけです(キッパリ)

予算がかかると当然商品単価も上がってしまいます。

安くても上手くないミュージシャンを使うとクオリティーが下がります。

ですので、主要楽器は生演奏で、打ち込みで対応できる楽器は打ち込みで。

このバランスが大切です。

全部生演奏でやっても音楽的に不自然な音楽だったら無意味です。

著作権フリー音楽素材集に新しい風を吹き込みたいのです。

という訳で 次回もうちょっと詳しく書きます。

http://www.centerlinerecord.com/

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楽器とは何か?

新作のレコーディングも進んでいますが

今回も楽器をレコーディングしています。

よくお問い合わせで

「全部生演奏ですか?」

という内容を頂くのですが、

本当は生演奏で収録したい・・皆さんそう思っているはずですが。

しかしそれには大きな壁が立ちふさがります。

アレンジ、各パートに準じた譜面作成やミュージシャン手配。

リハーサルスタジオの手配録音スタジオ手配。

レコーディングエンジニア手配などなど・・。

弊社の場合は予算だけです(キッパリ)

予算がかかると当然商品単価も上がってしまいます。

安くても上手くないミュージシャンを使うとクオリティーが下がります。

ですので、主要楽器は生演奏で、打ち込みで対応できる楽器は打ち込みで。

このバランスが大切です。

著作権フリー音楽素材集に新しい風を吹き込みたいのです。

という訳で 次回もうちょっと詳しく書きます。

http://www.centerlinerecord.com/

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2008年4月25日 (金)

ブログ新しくなりました

スタッフブログから独立する事になりました。

主に総監督日記は音楽著作権、音楽配信、などを中心に色々書いていこうと思います。

よろしくお願いいたします。

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2007年11月19日 (月)

著作権フリーBGMについて その3

今回は少し製作現場の話をいたします。

著作権フリー音楽素材は誰が作っているのか?

それは会社によって違うのでしょうが、ずばり バイト君が多いでしょう。

多くの企業が元請けの会社から何段か下にいて、制作部を持っていません。

1曲いくらといったような買取制度で学生や音楽活動をしている人から買い取っています。

ゲーム音楽や着メロなんかもこの類ですね。

バイト君たちは作曲家を夢見る18歳から音大を出て仕事が無い人まで様々です。

中にはロックしかできない、やテクノしかできない人も多く存在します。

こういったシステムで作ると結局制作費がかかってくるのと、クオリティーがばらばらになります。

ぱっと聞いただけでも不響和音が鳴っていたり、実際の楽器では鳴らない音があったり、

リズムが変だったり・・などたたみうけられるものもあります。

そしてほとんどが打ち込みです。

打ち込みもすばらしく上手い人から着メロ状態までピンキリです。

やはり、弊社としては 作曲 アレンジ 打ち込み は作家、マニピュレーターが行い、

生楽器のダビング、ミックスダウンはレコーディングエンジニアが行うという基本を守っています。

1から10まで全部できる人がいればすばらしいでしょうが、プロにはそれぞれ領域があって

それぞれが一番才能を発揮できるポジションでやってもらうのが一番です。

アマチュアが作った音源ととプロの作った音源を同じような価格で売る企業はどうかと思いますね・・・。

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2007年11月 9日 (金)

著作権フリーBGMについて その2

第2回は著作権について詳しく書きます。

今現在日本国内の著作権 こと音楽に関しては

JASRAC(ジャスラック)が主に管理しているのですが、実はJASRAC以外にも音楽著作権を管理している団体が沢山あるのは、一般には知られていませんね。

有名なところですと

JRC(株式会社ジャパン・ライツ・クリアランス)という会社があります。

ここは元々レコード会社や音楽事務所に携わる方々が作った会社で

今のJASRACの不透明な部分を権利者に明確にしようと始まった会社です。

スピッツTHE BOOM浜田省吾スネオヘアーなど沢山のアーティスト・バンド・作家がこちらに移行しています。

これからもどんどんこのJASRAC離れは続くと見られています。

そもそも著作権とは作詞作曲した人間の権利を保護し、知的財産権をうたったものですが、クラシックの巨匠、バッハやモーツアルトなどは全く恩恵をうけていませんし、

日本人に著作権という概念が認知されたのもここ最近でしょう。

それまでは今のアジアの大国のような事をバンバンやっていましたから。

その著作権ですが、最近法改正がされまして、簡単にいうと厳しくなりました。

去年ビートルズの曲を店内で演奏して客を集めていたレストランが摘発され、経営者が逮捕されるという事件がありました。

あの事件自体は一種の「見せしめ」に他ならないと思うのですが、

「これからバンバン取り締まれるよ!」という事になったわけです。

客の来る店内でCDをBGMとしてかける行為は完全にアウトです。

これも客席の数や売り上げの金額などにもよりますが、年間で最低数万円はかかります。

もちろん映像作品やTV、ラジオ、ビデオに使われる音楽も対象です。

一時期 都市伝説的に「3分までなら使っても良い」や「16小節ならOK」といった事を言う方もいらっしゃいましたが、基本的にアウトです!

冒頭に出てきたクラシックは大丈夫かというと・・基本的に本人の死後50年を過ぎたものは著作権が解放されます(ちなみに本名ではない登録、偽名やバンド名などの場合は曲ができてから50年です!)

しかし、クラシック、特にオーケストラオレンジなどは基本的に譜面を著作物ととらえていて

オーケストラアレンジをした人(譜面の出版社)に権利が残っていたりします。

つまり、譜面を買ってきてそれをそのまま録音物として出版する行為は違反です。

今、そこまで気にして出版している会社は少ないんじゃないでしょうか?

特に我々が販売しているような著作権フリーをうたった音源を作っている会社も

クラシックは著作権が無い という誤った認識で今までやってきたところも少ないくないはずです。

ブライダル等のセレモニーで使う音楽も 厳密に言えばNGです。

新郎新婦が自分でCDを購入し「この音楽を使ってください」というのは大丈夫ですが、

ホテルやブライダル会社が音楽を用意いたりする場合は 営利目的に該当する為

著作権使用料の課金対象になります。

こういった小さな事例も含めて 危ない 事例が沢山存在します。

まだ小規模のものや 国内で済む問題ならば大したことはありませんが、

過去にさかのぼって、海外の権利者が出てきた場合は大変な事になります。

よく海外に著作権フリーの音楽が沢山あると言われますが

サイトに書かれている英文(しかも法律的な文言)を確実に理解し、条件など完璧に把握している人がどれだけいるでしょうか?

また長くなりましたが、弊社の著作権フリー音楽集は全く問題ありません。

国内メーカー 作家も自社所属ですので著作権に関して不安がある方も安心してご利用いただけます。

http://www.centerlinerecord.com

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2007年11月 5日 (月)

著作権フリーBGMについて その1

まずはじめに

センターラインレコードのホームページが完成しました。

http://www.centerlinerecord.com

全曲試聴・販売が始まりました。

関係者皆様、ご予約をいただいていた会社様にはホームページ開設が遅れました事で

ご迷惑をおかけしました。

今後ともよろしくお願いいたします。

さて、シリーズで、弊社の著作権フリーBGM集

CLR Copyright-Free Music Libraryの事や著作権の現状、今後の事など

コラム的に連載して行こうと思っています。

第1回です。今後も継続的に色々書こうと思っております。

まず、センターラインレコードが著作権フリーBGMに参加した理由ですが弊社はインディーズレーベル、音楽制作会社として発足いたしました。

もちろん、所属アーティストもいますし、規模は小さいながら,

いわゆる巷で一番聞かれることの多い ロック、ポップスを中心に扱っています。

何故フリーBGMを発売しようと思ったかというと、

ある時に映画監督をしている知人から、

「映像に はまる良い音楽素材がない」

という相談を受けました。

早速、制作部に調べさせたところ、某有名BGM会社のホームページに行き当たりました。

コンピューターで作られた簡単な音源が1曲2千円くらいでダウンロード販売している現状をはじめて知ることになりました。

しかも音楽的にはお世辞にもしっかりしている内容とは言えません。

恥ずかしながら音楽業界に長くいるのに私は全くこの業界の相場・現状を知らなかったのです。

多くの映像に携わる企業、個人ユーザーがこういった、高い料金で内容が薄い音楽を買わされているという事にショックをうけました。

弊社には作家、演奏家、アレンジャー、レコーディングエンジニアなどプロの現場で活躍している人材が既に揃っています。

制作部の人間で話をした結果

新しい、良質で適正金額の著作権フリー音楽を作ろうとなったのです。

映像制作に関わる企業、編集やMAの関係者などからリサーチを繰り返し、

今のフリーBGMに求められている条件を満たしつつ、音楽としても完成度が高いものを目指しました。

テーマは

イージーエディット、ロープライス、ハイクオリティー

音楽制作会社としてクオリティーが高いのは当たり前です。

問題は実際の映像用BGMを使用する方々が、いかに使い易く選曲や編集をする時間を無駄にしないで済むかを考えました。

今まで膨大な数の曲の中から使える曲を選び、その中から更にシーンに合ったものを選び、尺が合わない時には編集するポイントを探し、音楽的に変ではないかを心配しながら次の作業にすすむような、無駄な時間をコーヒーを飲む時間にあてて欲しいのです。

実際ボツになった曲も沢山あります。

既に我々が選曲している状態です。

編集ポイントも付属のタイムマップにグラフィックと数値で明記してあります。

最初のラインナップ CLR001~015

細かい説明は制作部の連中がすでに書いているのでそちらを読んでください。

CLR016~020も既に完成間近です。

年内にも発表できると思われます。

詳しくは書けませんが、ありそうでなかった意外な音源や

外国人ヴォーカルシリーズなど

他にはない音楽を用意しております。

興味をもたれた方は是非ホームページにお越し下さい。

http://www.centerlinerecord.com

さて長くなりましたが、次回は

JASRACなどの著作権管理会社を取り巻く現状 をお伝えします。

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